知って得する着物買取術

初めての方でも高く着物を売るポイント

着物買取後、振袖を買い直し成人式・美容院に挑んだ私

私が初めて着物を着たのは、成人式の時でした。 なので、私にとっての着物の思い出は、今のところ、成人式・美容院で綺麗にしてもらった一生に一度の成人式の時のみです。

私は三姉妹の末っ子で、着物は一番上の姉の成人式の時に母が三人ともに振袖を着てもらいたいからと、奮発して買ってくれました。 けれど私はその着物が着たくありませんでした。 実際に着物を買ったのは、一番上の姉が成人するときだったので、私が中学生の時でした。

当時あまり良くわかっていなかった私にはあまり相談してもらえず、すぐ着る予定のある姉二人が中心となって選んだことは、最初はあまりわかっていませんでしたが、実際に成人式が近くなり、成人式・美容院に行く日が近づいてきた私にとっては不満の残るものでした。

姉二人は女性らしいピンクの桜柄をとても気に入っていましたが、私はピンクが嫌いでした。 もっとシックで大人っぽいものが着たいと、二人目の姉の成人式の時、着物姿の姉を見て高校生になった私は思っていました。

我慢しようか悩みましたが、成人式が近づいてきたある日、母にあの着物は着たくないと言ってしまいました。 母は少し困った顔をしましたが、「わかった」と言ってくれました。

それから数ヵ月後の成人式まで一年きった頃に、母が振袖選びに行こうかと言ってきました。 私は、今手元にある振袖は?と聞いたら、着物買取に出したと言われました。

着物買取してもらったから、私の満足するものを選びに行こうと言われました。

私は着物買取までさせてしまったことに少し罪悪感もありつつ、自分らしい着物を選べることに喜びを隠せませんでした。 母は一生に一度だから喜んで着てほしいと、私を着物選びに連れて行ってくれました。

中学生の頃、姉が試着していたのをなんとなく見ていた頃より、状況がわかっていたし、母が今の私に似合うのはこれかなと言って一緒に見てくれていることが嬉しくて、とても真剣に選びました。 着物買取させてしまったこと、姉の時に続き二度目の着物選びになってしまったこと、申し訳なく思っていたからこそ、本当に自分の満足いくものを選びました。 私は紫色に落ち着いた花柄の自分好みのものを選びました。

母も、姉二人もあなたにはこっちの方が似合うと言ってもらえました。 そう言ってもらえたことで、着物買取してもらったり、選び直してもらった罪悪感はいつのまにか消えていました。 美容院での打ち合わせも楽しめたし、私自身が成人式を待ち遠しくて仕方なくなってました。

当日も旧友に再開できたことなど楽しい思い出がたくさんでした。 これも、私のために動いてくれた母のおかげだと思います。 私にとっての着物の思い出は、母への感謝の思い出です。

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